武活等記録

ぶかつのきろく

ピカレスクセブンを観たよ(ネタバレ)

少年社中20周年記念第一弾
少年社中×東映舞台プロジェクト
千穐楽を岡崎へ見に行ってまいりました。
※ネタバレ気にせず書きます

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最近話題の。

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キービジュアルかっこいいですねぇ。

世界を救うのは
7人の救世主 極悪人!

何かの舞台を観に行った時に入ってたリーフレットの、このキャッチコピーで見ようと決めました。
その後少年社中である事を知り、そしてストーリー見てあらっ

【ざっくりあらすじ】

時は江戸。

将軍の座がどうにも重荷な三代将軍トクガワイエミツ。

昨晩夢で見た祖父のトクガワイエヤスに助けてもらおうと、偶然出会ったパイドパイパー、通称ピピの笛の音で蘇らせてもらう。しかしイエヤスは『ならば儂がその座に就こう』とイエミツを殺しにかかった。

日ノ本を制圧したイエヤスを止めるため、ピピの力で[悪党]7名を蘇らせたイエミツ。裏切りを画策する極悪人達、その中の1人マクベスはイエミツ、イエヤスを葬り自分が日ノ本の王になろうと、野心を燃やしていた…。


というお話。


イエミツ側だけで7人も居るし、イエヤス側も何人も召喚されていて、敵になったり味方になったりと状況がジェットコースターのように変わります。

最初に音楽に合わせて全員が出てきてタイトルコールがあるのですが、これがかっこいい!


そしてやはり毛利さんの作・演出なのでどうしてもこれ武将隊でやったらどうなるかな…とか考えちゃう(笑)

全員でセリフを発するところや、演出のタイミングの端々に既視感を感じて、違うお芝居でもやはり同じ人の作品なのだなと思いました。



以下個人的な覚書。


ピピ(パイドパイパー)の存在って?

この物語のキーとなる、死者を蘇らせたり、別の時代へ飛ばす事の出来る自称[しがない笛吹き]のピピ。

ピカレスクセブンは悪人の物語ですが、彼?彼女?は悪人なのか?ピピの存在は一体なんなのか?

帰って感想を話し合ってる時にふとそんな話になりました。

一応作中では神的な存在(後に本当の神は悪に染まる人間に呆れ、自分はただの神様の笛吹きであると打ち明けます)です。

後半、欲に塗れた妻のため善良な王を殺し、妻も失い、自身の行いに苦しむマクベスにピピは残酷な真実を打ち明けます。

「王は、マクベスが殺さなくても病で死ぬ予定だった。殺しても殺さなくても、マクベスは王になった」

なら今まで苦しんできたマクベスの人生はなんだったのか?

ピピこそが本当の、純粋な悪なのかなあ。

そんな結論に至りました。


パイドパイパーって名前はハーメルンの笛吹き男の事ですけど、結局それも悪ですからねえ。

イエミツが自分がした悪い事の話で罠にかかった鼠を逃した…っていうくだりがあるんですけど、それもハーメルンの笛吹き男とちょっと絡むところがあって。

あと伝承では笛吹き男の笛についてきた子供が洞穴に入り、内側から岩で塞ぎ二度と出てくることはなかったそうです。

舞台上で死亡した人は丸い穴の中に入って行くのですが、それも伝承を模してるのかな〜なんて思ったり。あちら側と、こちら側。


まあピピに関して詳しい説明は一切ないので、そういうものだと思って気にしない方がいいのかもしれません。


ジャック・ザ・リッパーマクベスのどこがよかったの?

これ結構賛否分かれるところ。

娼婦を汚れた存在だと殺していったジャック。マクベスに無理矢理女である事を知らされる訳ですが、その後マクベスに惹かれていきます。

なんでってなる人はなる展開。

女である事を否定し続けていたけど、心の底では女でありたかったんじゃないかなー。

だから女を最大限に使う娼婦を殺していったのでは…。そして自分を女であると認めさせてくれたマクベスに惹かれたんじゃ…と思ってます。

無理矢理…ってのは嫌悪感しか産まないとも思いますけどね。


またなんかあったら書いとこ。


そうそう、もらったフライヤーに絆2018のチラシが入ってて、おっ!てなりました笑