武活等記録

ぶかつのきろく

続加賀の地〜利家公のお墓

石川遠征。悩みに悩んで


やはり前田家ゆかりの場所に行きたい!

という事で今日は

ぶらり前田家めぐる金沢の旅

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おー!

まずは利家公が眠る野田山を目指します。
冬季は閉鎖されると聞いていたので、晴れた今日、そして家族旅行では絶対行かないから今しか機会がない!

利家公は兄の利久公を野田山に埋葬し、また自らも遺言にて野田山に埋葬するように残しています。更には前田家、前田家家臣たちも野田山に眠っております。
金沢駅の10番乗り場からバスに揺られ約30分。
野田で降ります。
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観光案内では野田でしたが野田東で降りてもいいかもしれない。
迷って人の農園に入りこみ「おーこりゃ違う」と引き返しまして
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おや、あれはお墓では?

(近付く)
ん?お墓多くない?

そりゃ墓地だからそうなんだけど、想像よりも遥かに多い。愛知の平和記念公園とかそんな感じかなあと思ってたけど、整然とは並んでおらず、とにかく無数にお墓がある感じ。
ここ本当に金沢観光の場所なんだろうか…。

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市営の墓地だそうで案内図を見ると他にも戦没者など様々な墓があります。

そしてこの看板を抜けるとすぐ目に飛び込んでくる
「この近隣でクマが出没しております」
と大きな看板。
ただでさえ墓地、私1人、そして誰もいないのにクマは出てきちゃうのね…くま
「鈴やラジオなどを鳴らしながら歩きましょう」との事なのでスマホradikoをつけ鳴らしながら歩きます。
お墓で騒がしくしてすみません!と念じながらも熊は怖い…。
冷静に考えるとこんな雑木林の中で仮にも女1人がうろうろするのは、なかなか危ないかもしれない。
幼い頃小牧山で遊んでいて、不審者に追いかけられた事がふと頭によぎります。今の今まで忘れてた。熊以外も気をつけよう。

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とにかく静かです。
昨日の雨で地面の苔や落ち葉がぬかるんでおり、たまに滑りつつも歩みを進めます。
前田家墓地までは野田口からは一本道なので迷うことはありません。

市営の墓地なので無縁仏には「これ無縁仏ですよ」みたいな小さい看板が立ってたんですが、それが無数に立っている…。
そして
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なぜか撮った覚えのない写真が。
多分スマホを手に持ってたから押してたんだろうな…見たとき「ひっ!」ってなりました。

10分歩いても相変わらず人は私だけで、聞こえてくるのは鳥の声と、風で草木が揺れる音だけです。
なんでかわからないけど、あんまり長居したくないなあ。

歩くうちに開けた場所に出ました。
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さすがに全部回る体力はありませんし、精神的にも結構限界です。別に霊感がある訳じゃないけど、こうまで見渡す限りお墓だと…。
地図を見るとどうやらあと少し!

気合いを入れて登りますが

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行けども行けども全然着かない…。
もうすぐ、もうすぐ、と声に出しながら一歩一歩登ります。
すると立て看板が見えてきました。芳春院(まつ様)のお墓です。
ああーやっと着いた…!
熊本の300段よりきつかったえーん

利家公だけではなく、利久公、利長公のお墓をお参り。永姫や、他前田家ゆかりの方々のお墓も。
永姫は織田家からの輿入れだから高い位置にお墓が立っているんですねー。
もう案内板を見る余裕がなかったので後で聞いてへー!てなりました。
お墓なので写真は撮りませんでした。
気になる方は検索してみてください。

さぁ長居しては眠る方々を起こしてしまうので帰りましょう!振り返ると坂道。
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この階段の急具合と、落ち葉や苔がまた滑るのですえーん
一歩一歩慎重に降ります。早く降りたいけど絶対足を踏み外す…。

道路が見えた時本当に心からホッとしました。
生きてる人がいるよ〜!
なんだか本当に異界に迷い込んだような感じでした。

墓地なので当然きゃっきゃと行くような場所ではありませんが、こういう○○ゆかりの場所ってパワースポットにされがちな気がするんです。
そういうのよりも、よくわからない心のざわつきがものすごく強くて「丁寧にお参りして、早くここから立ち去らなきゃ」という気持ちでした。

しかし利家様が以前「野田山墓地から這い出て来たからこんな(肌の)色なんじゃ」と仰ったのが、その時は何言ってるんだろうって思ったんですけど、なんか妙に納得というか…。
前田家の墓は土饅頭なので、きっと底に眠ってたら泥まみれだろうな…。
まあそんなことを思えるのも、無事に下山出来たからでございます。
はー怖かった。1番怖かったのは霊的なものというよりも、やはり熊です。

汗ビッチョリになりながら、先ほどの道を戻って野田バス停へ。
タイミングよく金沢駅行きのバスが来たので乗ります。
大目的は果たしたので、どうしようかなーと思って考えつつ、行きのバスで香林坊を通ったことを思い出しました。

乗ったバスも香林坊を通る様子。
なんにも決めてないから、どうするかも自由。
香林坊で降りてみました。

長くなったから続くー。